契約期間/有効期間
秘密保持契約書(NDA)の有効期間
情報化社会の元、いかなる情報も時の経過とも陳腐化(一般的に3年で陳腐化)し、機密として保持する必要を失います。そのため、秘密保持契約(秘密保持契約)の有効期間は、1~3年とする契約を見受けられます。
ただ、情報の重要性(長年かけて研究してきた企業秘密や個人情報)によっては、秘密保持契約(秘密保持契約)の有効期間は永久とするケースもあります。
いずれにせよ、情報の重要性によって、秘密保持契約(秘密保持契約)の有効期間の長短を決すべきでしょう。
【条項例】秘密保持契約書(NDA)の有効期間
(条項例)
情報受領者は、情報開示者から預託された機密情報について、契約締結日から半年間の秘密保持義務を負う。
【情報開示者から見ると】
情報開示者からみると、よくある1年間からみると半年間というのは短いでしょう。もし、重要な情報を預けたならば、3年間という期間を設定したほうがよいでしょう。
【情報受領者から見ると】
情報受領者からみると、秘密保持期間は短いので、負担は少なく有利な規定といえるでしょう。